設題:被虐待児とその擁護者に対する、心理職の役割について述べよ。に関するレポートです。
指摘:設問に対して適切にまとめられている。また、各要点についても私見を述べられるとさらに良い考察になる。事例を通して児童虐待に関わる問題意識や理解を深めていけるとなお良い。との指摘を受けました。
評価:A評価をいただきました。参考資料としてご活用ください。
被 虐 待 児 と そ の 擁 護 者 に 対 す る 、 心 理 職 の 役
割 に つ い て 述 べ よ 。
【 序 論 】 我 が 国 の 児 童 相 談 所 に お け る 虐 待
相 談 件 数 は 年 々 増 加 し て お り 、 厚 労 省 は 、 平
成 2 年 度 で は 年 間 1 1 0 1 件 だ っ た が 、 令 和 2
年 度 で は 、 1 月 か ら 6 月 の 半 年 間 に 9 8 8 1 4 件
の 相 談 が 全 国 の 児 童 相 談 所 に 寄 せ ら れ て い る
と 述 べ て い る 。 こ の 虐 待 相 談 の 内 、 以 前 は 身
体 的 虐 待 の 頻 度 が 最 も 多 く 報 告 さ れ て い た が 、
心 理 的 虐 待 件 数 は 年 々 増 加 し 、 令 和 元 年 度 で
は 全 数 の 5 0 % を 超 え る 1 0 万 件 以 上 も の 心 理
的 虐 待 報 告 が さ れ て い る 。 こ の 、 児 童 虐 待 へ
の 対 応 は 、 制 度 改 正 や 関 係 機 関 の 体 制..