東京福祉大学のレポートです。
所見として「これからの社会に求められている価値観や教育に対する基本的な視点などを照らし合わせながらより良い教育とは何かという問いへの答えを順序良く整理できている。」と高評価頂いております。
【設題1】今日の「子ども」を取り巻く環境の変化をふまえ,「よりよい教育とは何か」という問いについて意見を述べよ。
教職員を目指す我々学生は、子どもの未来、そして、将来の教育を担う責任を負っている。自らが先生として関わる子どもが、将来の日本を背負っていく事を考えると、教職員の責任の重さは計り知れない。その為、我々は教育を「より良くする」という目標、意識を常に念頭に置いて、現場に立たなければならないのである。それは、ただ新しい教育的知識や要素を導入する事だけではなく、これまでの教育を基軸に、今の子どもに合った教育を見出し、そして未来を見据えて子どもの将来像に合った教育展開を行う事が必要となる。その為、本レポートの設題は、教員を目指す者、そして今現在、教員である者も常に考え続けなければならない重要な課題なのである。結論から述べると、私が考える「より良い教育」とは、「子どもに関わる全ての人間、もしくは大人が、その子どもに対して今の時代のみならず、大人になった際の変化の激しい将来に向けても必要な知識や能力などを取得させ生きる力を培う事を支援・援助する事」である。それは、教職員が中心となって行う...