佛教大学通信課程 教育心理学の合格済みレポートです。
こちらは2019年度4月以降の入学、新テキスト・シラバスに対応しております。
佛教大学は特に罰則が厳しいのでそのままの転用は控えてください。
こちらを参考程度に、新テキスト・自らの考察を付け加えるなどしてご利用ください。
【設題】
教師の勢力資源およびリーダーシップの捉え方について説明し、それらを踏まえて学年(あるいは校種)に応じた児童生徒への指導行動・コミュニケーションのとり方について考察しなさい。(3200字程度:2800~3600字厳守)
【参考文献】
新しい教職教育講座 教職教育編④ 教育心理学
神藤貴昭・橋本憲尚著
ミネルヴァ書房
設題
教師の勢力資源およびリーダーシップの捉え方について説明し、それらを踏まえて学年(あるいは校種)に応じた児童生徒への指導行動・コミュニケーションのとり方について考察しなさい。
*教師の勢力資源と学年、校種に応じた指導、行動、コミュニケーションの取り方
児童生徒が、教師の指示や指導にしたがったり、注意に耳を傾けたり、学級活動や授業に意欲的に取り組んだりする理由を教師の勢力資源という。教師の勢力資源には以下の7つが挙げられており、それぞれについて学校内での具体的な子どもたちの行動、発言や感情などの事例を挙げながら考察をする。
1.親近・受容
子どもたちにとって、親近感があり親しみやすい先生というのはどのような教師であろうか。「親近感」を辞書で調べると、「自分と似た境遇・状態の相手や共通の趣味・主義主張などをもつ他者に対し、実際にはその他者と血縁や”近所に住んでいる、よく一緒に出かける”など身近な関係でなくてもその相手が自分と身近な存在であると認識・錯覚すること」とある。教師が子どもたちに寄り添い、子どもたちの目線に立ち、共感の感情を表現する時、子どもたちは教師に対して「先生も同...