教育相談の必要性と教師のカウンセリングマインドについて

閲覧数2,848
ダウンロード数32
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    『合格済みレポート』姫路大学 教育相談 設題1
     現在、教育現場では教師が教育相談の力を持つことが必要とされています。なぜ、必要とされるのか、また、教師とカウンセラーの違いを述べた上で、教師が持つべきカウンセリングマインドについて自分の意見を論じなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     現在、教育現場では教師が教育相談の力を持つことが必要とされています。なぜ、必要とされるのか、また、教師とカウンセラーの違いを述べた上で、教師が持つべきカウンセリングマインドについて自分の意見を論じなさい。

     教育相談とは、子どもだけでなく、保護者や教職員に対して助言指導を行うことも含まれている。それによって子どもの持つ困難や悩みを解決し、生活への適応、人格の成長の援助を図るものである。主に教育相談はスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーが担っているが、教員にも求められている。教育相談は、臨床心理学や精神医学に基づくカウンセリング活動ではなく、学校独自の教育相談の在り方を示すものとなっている。
     子どもたちを取り巻く環境の変化により、不登校やいじめ、非行、発達障害児への対応など、現在の学校現場における問題は多様化かつ複雑化している。問題に対して適切な対応力のある学校や教員に出会えるかどうかは、対象児の人生に大きな影響を与えるものとなる。そのため、教師はそれらに対応することのできる力が求められているのである。
     平成30年の調査では、小学校0.7%、中学校3.6%が不登校であ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。