[近畿大学通信教育]商法

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場屋営業の責任についてを約2,000字でまとめた合格済みのレポートです。
ご自身のレポート作成にお役立てください。

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商法
場屋営業者の責任をまとめたうえで、次の事例を検討しなさい。
【事例】宝石商のXは、株式会社Yホテルズが運営するYホテルに宿泊することにした。
その際、持っていた時価1000万円相当のダイヤモンドの指輪が入った鞄をYホテルに
預けることにした。Xは、鞄の中にダイヤモンドが入っていることを告げなかった。Yホ
テルはXの鞄の中身が何かを確認することなく、そのままフロントの床に、外部から見え、
誰もが触れるような状態で鞄を保管した。そうしたところ、Yホテルに何者かが侵入し、
そのダイヤモンド入りの鞄が窃取されてしまった。Xは株式会社Yホテルズに対して、1
000万円の損害賠償請求をすることができるか。
場屋営業での貴重品の滅失、毀損などの責任では、不可抗力であったかどうかが問題と
なってくる。不可抗力には人為的なものと、自然の力(台風、地震など)のものとで分け
られる。商法594条1項では客より寄託を受けた物品の滅失、または毀損につきその不
可抗力によったことを証明しない限り、場屋営業側は損害賠償を免れることができないと
している。人為的な不可抗力に値する例を挙げると、預けた荷物が...

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