評価A 東京福祉大学 教育心理学 レポート

閲覧数3,665
ダウンロード数21
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    設題「子ども一人ひとりの特性に応じた教育を行う上で考慮すべきことは何かについて、個人の特性と教授法の相互作用という視点を含めて述べよ。」

    所見:子どもの発達を遺伝と環境、気質の側面から捉え「気になる子ども」発達障害の理解と対応についても述べています。
    子どもの個性をしっかり捉え、正しい知識をもって子どもに対処し、環境を整えることが大切であることを適切に述べています。

    皆様のレポート作成のお役に立てていただけるとさいわいです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教育心理学

    子ども一人ひとりの特性に応じた教育を行う上で考慮すべきことは何かについて、個人の特性と教授法の相互作用という視点を含めて述べよ。

    1. 遺伝と環境
     人の発達は生得的なメカニズムによるものなのか、生まれてからの経験によるものなのかは議論の分かれるところである。この「遺伝」対「環境」かは、古くから論争の的になってきた。
     遺伝説では、人間の発達は生まれながらに決まっていると考えられた。つまり、環境によって人間の発達は規定されることはなく、時間の経過により必然的に変化、成熟していくという考え方である。ゲゼルは遺伝説を主張した研究者の中でも有名であるが、彼は一卵性双生児を対象とし、階段を使った実験をした。双子の一人は階段を上る訓練をし、もう一人は階段を上る訓練をせず比較した。その結果、初期に訓練をしたかどうかに関わらず、時間の経過により可能になることから、成熟が重要であると主張した。
     一方、環境説では生まれたばかりの乳児は「白紙」の状態にあり、経験や学習によってさまざまな行動パターンを獲得いていくと考える。行動主義を提唱したワトソンは「私に健康な赤ん坊を1ダース預けたならば...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。