考古学・文化遺産総説 期末レポート

閲覧数2,673
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    決してまるごと提出したり剽窃したりせず、参考程度にしてください。

    立命館大学

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    考古学・文化遺産総説 II 期末レポート
    課題図書:古代国家はいつ成立したか
    日本の初期国家の成立時期については諸説あるが、弥生時代、古墳時代が古代国家形成
    に大きく携わっていることは紛れもない事実である。本レポートでは、弥生時代における
    集落の発展、邪馬台国の国家制度と巨大古墳の成立、初期の律令国家の完成という 3 点か
    ら課題図書を要約し、古代国家の成立について述べる。
    弥生時代前期には直径 100〜200 メートル程度の円形の集落の周りが幅深さ共に約 2、3
    メートルの壕で囲まれた、環濠集落と言われるものが現在の九州から畿内にかけて登場す
    る。中期には、この環濠集落が発展し、広さ 2〜3 ヘクタールの大きな集落が畿内地域にて
    点々と分布する。その中でも、いくつかの環濠集落を統括する特別に巨大な「巨大環濠集
    落」は注目すべき事項である。巨大環濠集落には 3 つの特徴があり、第一に多くの人々が
    集住した場所であるということ、第二に集落の中央にはリーダーの住居と祭祀施設がある
    こと、第三に集落内には手工業の場が必ず確保されており交易の中心地となっていること
    である。これは日本初期...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。