聖徳 通信 ポジティブ心理学 第1課題 評価A

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    資料紹介

    評価:A

    設題名:

    1.なぜポジティブ心理学として人間のポジティブな精神機能が注目されるようになったのか、その発想の背景と歴史的経緯を踏まえて論考しなさい。

    参考文献:

    ポジティブ心理学 21世紀の心理学の可能性、島井哲志、ナカニシヤ出版、2014年12月9日(第7刷発行)

    引用文献は文末に記しています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    本レポートでは、ポジティブ心理学が注目されるようになった背景と歴史的経緯を踏
    まえて論じるとする。
    ポジティブ心理学は、1998 年、アメリカ心理学学会(APA)の会長であるセリグマンによ
    り創設された。また、「ポジティブ心理学」という言葉は、20 世紀のはじめに精神分析と
    の関連で使用されることが試みられたが、実質的に使用され始めたのは2000 年以降
    である。ちなみにポジティブ心理学の定義は、「精神病理や障害に焦点を絞るのでは
    なく、楽観主義やポジティブな人間の機能を強調する心理学の取り組み」とされている。
    (島井,2014.P.3)ポジティブ心理学は、数年のうちに発展してきたかのように捕らえられ
    ることが多いが、実態はそうではない。ポジティブ心理学と呼ばれていなかっただけで、
    十分な研究があり歴史があるのである。その背景として3 つの段階が挙げられる。それ
    は、⑴個別の研究テーマの変化の段階⑵心理学モデルの変化⑶心理学あるいは学
    問という領域にとどまらない社会全体の変化の段階である。
    ⑴の個別の研究テーマの変化は、ポジティブな感情が創造性や問題解決、意思
    決定などの認知過程に...

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