聖徳 通信 人格心理学 第1課題 評価S

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資料紹介

評価:S

設題名:

ビッグ5理論は、パーソナリティを類型または特性のどちらと捉えるかを論じなさい。

参考文献:

性格の心理、丹野義彦(著者)、サイエンス社、2005年5月10日
パーソナリティを科学する、ダニエル・ネトル(著者)、白揚社、2009年9月30日
人格心理学、聖徳大学通信教育部、2006年4月1日

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

第 1 課題 第 1 設題
ビッグ 5 理論について論じる前に、パーソナリティ理論について論じる必要がある。
パーソナリティとは、個人の思考と行動を特徴づける一貫した行動のことをいう。個人
の素質と相互作用から形成され、心理学では気質・性格・能力の三要素の複合体と考え
ることが多い概念である。また、パーソナリティ理論の違いは、個人の独自性を強調す
るか、人々の間の類似性を強調するかである。これが、個人記述的理論と法則定立的理
論である。パーソナリティの主要な次元を見出したキャッテルや、アイゼンクらがこの
立場に立っている研究者である。
パーソナリティの捉え方には類型論と特性論がある。ビッグ 5 理論では、このパーソ
ナリティを特性と捉えている。なぜ、特性と捉えているのであろうか。まずは、類型と
特性のそれぞれの理論について論じる。
類型論とは、直観的原理に基づいて典型的な性格を設定・分類し、それに当てはめて
個々の性格理解をしようとする。類型論では素質を重視し、理論的観点が優先される。
しかし、多様なパーソナリティを数種の類型に分類するために、移行型や中間型が無視
(1)
さ...

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