資料紹介

【佛教大学：生徒指導・進路指導の研究(中高)】リポート

●第1設題
「中学・高校における生徒指導の原理および意義は何か、また、その際に留意しなければならないことは何か、生徒指導の具体例を示しながら説明してください。」

フィードバック内容：
「生徒指導の定義について、学習指導要領や「生徒指導の手引き」からきちんと引用し、その原理や意義について記述できています。また、中学校および高等学校の生徒指導において、とくに強調すべき点や実際の事例に基づいた指導の留意点なども詳しく記されています。大変秀逸なレポートです。」
との評価でした。

リポート作成の際の参考にお使いください。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

生徒指導とは、学校教育の中において教科指導とともに大きな機能を為している教育活動である。1965年に文部省によって刊行された『生徒指導の手びき』によれば、学校教育全般にわたって、「すべての生徒のそれぞれの人格により良き発達を目指すとともに、学校生活が、生徒の一人一人にとっても、また学級や学年、更に学校全体といった様々な集団にとっても、有意義にかつ興味深く、充実したものになるよう」指導する営みであると示された。
  生徒指導の位置づけには種々の考え方が存在するが、教育は教科教育や特別活動の領域など、指導領域を明確に区別できるものではなく、それらが効果的に機能しあって教育の目標が達成されると考えられる。つまり生徒指導は、教育において何かに限定したものではなく、その全般に関わる活動とみなすのが良い。問題行動や非行に対する指導や教育ととらえられがちではあるが、それはあくまで生徒指導の一側面に過ぎないのである。〔以上【Ⅰ】〕
  本リポートでは、指定テキストをまとめる形で、生徒指導の原理・意義を説明し、指導を行う際の留意点を挙げ、具体例について記述していくこととする。また、特に参考文献から得たも...

コメント0件