2019年に合格を頂いた明星大学通信教育部小学校教員コースのレポートです。2単位セットで最安値に設定しておりますので、「どう書き始めたら良いか分からない」、「どう展開していけば良いか分からない」等、レポートでお困りの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
[科目名]
初等社会科教育法(PB2120)
[レポート課題]
(1単位目)
1.初期社会科がめざしたねらいと指導法の特徴について、今日の初等社会科のあり方と課題に関連して論じなさい。
2.初等社会科が育むべき学力の特徴について、学習形態および「総合的な学習の時間」と体験学習に関連して論じなさい。
(2単位目)
1.社会科教育内容の主体的知識化と問題解決力について、両者を培うためにはどうしたらよいか、具体的に論じなさい。
2.初等社会科の指導計画作成の留意点とは何か、評価の意義およびその観点に関連し論じなさい。
[参考文献]
『第2版 洞察力を培う初等社会科教育法ー知識基盤社会を生き抜くためにー』青木秀雄著 明星大学出版部 2008年
初等社会科教育法①・②
【指定文字数…1,500 文字以上 2,250 文字以下】
【1 単位目】
1.初期社会科がめざしたねらいと指導法の特徴について、今日の初等社会科のあり方と課題に関連して論じなさい。
初等社会科における最大の課題は、知的能力と人格、両面の発展による「公民的資質」を備えた人間の育成である。
我が国の国土と歴史について理解を深める事、そして問題解決学習や道徳教育を通じて、平和で民主的な国家・社会
の形成者の育成が求められる。その為に学年目標の系統を「第 3 学年および第 4 学年」、「第 5 学年」、「第 6 学年」に
分け、またそれぞれ「理解」、「態度」、「能力」の各観点から目標設定を行い、各能力の統一的な育成を目指している。
また、最近の課題としては「PISA 型読解力」の向上が挙げられる。PISA 型読解力とは、「自らの目標を達成し、自
らの知識と可能性を発達させ、効果的に社会に参加するために、書かれたテキストを理解し、利用し、熟考する能力」
であり、今世紀の知識算盤社会に対応すべく、2008 年の新学習指導要領の改善でもこの学力観は強く意識された。 ...