慶應通信 経済学(需要の価格弾力性および所得弾力性について)

閲覧数2,267
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    4271文字
    テキストに沿った、テキストよりもわかりやすくシンプルにまとめた内容になっているため、レポート作成および学びにも適しています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    はじめに
    消費生活において「価格」と「所得」は重要な役割をしている。通常、価格を見て財を
    購入したり、所得に応じて財を購入したりする。前者の場合、欲する財の価格が低くなれ
    ば、それを購入しようとする人は多くなり、逆に高くなれば、それを欲する人は少なくな
    る。後者の場合では、所得が多ければ、それ相応によりぜいたくできるであろうし、より
    多くの財を消費することを可能とするであろう。
    しかし、本当に価格が低ければ需要が多くなり、価格が高ければ需要が少ないのであろ
    うか。また、所得が多いとはいえども、どの財でも相応に多く消費するのであろうか。
    これらの疑問を解決する解釈として、需要の価格弾力性、需要の所得弾力性と呼ばれるも
    のがある。
    需要について
    まず需要とは、財やサービスの価格のある水準に対して、買い手が買いたいと思う欲望
    であり、需要量はその量である。通常、価格が上がれば、買い手の購買力は下がると考え
    られる。例として、ある缶ジュースの価格が、1 本 100 円から 1 本 500 円に上がったとす
    る。買い手はこの缶ジュースを買いたいとは思わないであろう。つまり買い手の購買力...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。