2017年度 家庭支援論
設題1 : 家庭生活を取り巻く社会的状況の変化について述べてください。
★豊岡短期大学で一発合格のレポートです。
社会に出てから勉強を始めた私ですが、短大の三年間でレポート一度も落としたことありません。これから保育資格を目指す方や、レポートを初めて書かれる方のお役に立てたら幸いです。
設題1 : 家庭生活を取り巻く社会的状況の変化について述べてください。
はじめに、第一次産業時代の日本は、地域共同体が「いわゆる一つの大家族」とい
う地域社会であったため、子どもは地域の一員とされ、子育ては親だけではなく地域
全体で行われていた。第1次産業が衰退し、第2次、第3次産業が発展するとサラリ
ーマンが増加し、それに伴い人々は地方から都市部へと移動した。都市部では人口
の増加に伴い、サービス産業はより充実し仕事も増加したため、さらに人口が集中し
た。この「都市化」により、核家族や単独世帯が増加し、地域における地縁的なつな
がりが希薄化したため、子育てに対する不安感や悩みを持つ親が増加した。地方に
おいても都市化の影響から子どもが減少し、地方地域における子ども同士の繋がり
も弱くなった。このように「核家族化」は地域の連帯性を弱体化させ、孤立した子育て
になるなど、子供の育ちや子育て環境に影響を与えた。また、一般的に核家族とは子
どもと両親から構成されると考えられるが、近年ではひとり親家庭や夫婦のみの世帯
なども増えており、単独世帯も未婚の単身者や高齢者など、社会環境の変化から家...