【合格済】臨床薬理学 設題2 姫路大学
〈脳・神経の疾患や精神の疾患について、その病態、治療薬とその薬理作用、治療薬の副作用、注意する点について述べなさい。〉
1698字 参考文献あり
作成の手引き
てんかん、統合失調症、など、脳・神経の疾患や精神の疾患のなかから興味あるものを選び,その病気について分類整理して述べる。
Message body
臨床薬理学②
設題2 脳・神経の疾患や精神の疾患について、その病態、治療薬とその薬理作用、治療薬の副作用、注意する点について述べなさい。
初めに、脳・神経の疾患には、てんかんや、パーキンソン病、アルツハイマー型認知症などがある。それぞれの病態と治療薬、その薬理作用と副作用、注意する点について述べていく。
まず、てんかんとは、大脳の神経細胞が突発的で異常な電気的興奮に伴って、痙攣や意識障害などの発作が反復して起こる慢性的な疾患である。
てんかんの治療において投与する「ヒダントイン系薬(フェニトイン)」という治療薬の薬理作用としては、全身性強直間代発作と部分発作に有効であること、治療薬用量で抗痙攣作用はあるが、鎮痛作用が少ないこと、などである。副作用には、歯肉増殖や多毛、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮致死傷、血液障害などである。この治療薬を使う際の注意点としては、過量投与をしないことである。また、洞性徐脈や高度の刺激伝導障害のある患者には心停止を起こす可能性があるため投与しないことである。
他にも、治療薬をを使用する際は、飲み忘れや睡眠不足などになると発作...