日本文学概論 第1設題 A評価

閲覧数1,623
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    2018年度にA評価をいただきました。
    参考にどうぞ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日本文学概論 第1設題 A評価
    国学の歴史と日本文学研究の歴史を調べ、その類似点と相違点、及び、問題点についてまとめよ。
     まず二つの学問は少し違うのである。では、どこがどのように異なるのか。それを明らかにする
    ため類似点と相違点を、また問題点を探すため、この二つの歴史と問題点について調べていく。
     国学とは、『古事記』や『万葉集』といった古い時代の文献を研究することで、古い日本本来の
    固有の文化と精神を明らかにしようとするものが古学であったと言える。
    それでは、日本文化と精神の特質とは一体どのようなものなのか。例えば、茶の湯や華道、日本庭
    園が挙げられる。ところが、このような「日本的」と呼ばれている文化は実は、日本古来の文化で
    はないのだ。いずれも、佛教や儒教、要するに外来思想の影響を受けたものにすぎない。
    江戸時代に入ると徳川幕府は、朱子学を幕府の学問と定めた。朱子学を江戸幕府が学問と定めた結
    果、儒教の影響が高まった。儒教思想は主従の忠孝を強調するなど重視する思想であり、幕藩体制
    の維持に好都合であったからである。
    抗した官製の思想に批判的な人たちの中で、外来文化の影響を受ける以...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。