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S0839 病弱虚弱児の指導法 第 1 設題
（１）
一般の教育（健常児）と病弱教育（病弱特別支援学校）とを比較し、ア．
配慮や支援のあり方、イ．教科等の学習、等の違いを述べよ（1,600字
程度）。また、個別の指導計画の意義、効果、活用等について述べよ（1,600
字 程度 ）。
■ 一般の 教育 と病弱 教育と の比較
一般の教育（健常児）では「小・中学校や高等学校に準じた教育課程」
に基づいて指導が行われる。しかし病弱児は、長期、短期、頻回の入院
などによる学習空白によって学習の遅れが生じるため、回復後に学業不
振となることも多い。病弱児に対する教育は、このような学習の遅れな
ど を補完 し、 学力を 保障す る上で 重要な 意義 がある 。
また病弱児は、長期の療養によって積極性、自主性、社会性が乏しく
なりやすい傾向があるので、これらの傾向を防ぎ、健全な成長を促すこ
とは、極めて重要である。合わせて、病気の不安や家族や友達と離れた
孤独感などから心理的に不安定な状態に陥りやすく、健康回復への意欲
を減退させている場合も多く、体調や精神面について...

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