公衆衛生学Ⅰ 設題2

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    資料紹介

    2019年度 姫路大学通信教育課程『公衆衛生学Ⅰ』
    合格済みレポート

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    「食中毒について、原因と症状、拡大防止のための手順などについて説明しなさい。」

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    設題2
    食中毒について、原因と症状、拡大防止のための手順などについて説明しなさい。
    「食中毒」とは、飲食物に付着した有害なものを体内に摂取することで、下痢や腹痛を起こすことを
    いう。食中毒は大きく4つに分類され、微生物(細菌性、ウイルス性、原虫)による食中毒、寄生虫による
    食中毒、自然毒による食中毒、化学物質による食虫毒がある。
    微生物による食中毒は、予防法の観点から感染型、中間型、毒素型に分けられる。感染型の主な原因
    菌は、サルモネラ菌・カンピロバクター・腸管出血性大腸菌(O157)などで、食品内で増殖した細菌や
    ウイルスを食品とともに摂取することが原因で起こる。特に魚介類や食肉、鶏卵などの生食は注意が必
    要である。これらの食品は十分に加熱することで予防することができる。毒素型に比べると潜伏期間は
    比較的長く、一般的に発熱を伴い、嘔吐や腹痛の症状がみられる。通常数日で回復するが、腸管性出血
    性大腸菌感染は、重篤な状態を引き起こす溶血性尿毒症症候群を発症する可能性があるため注意が必要
    である。溶血性貧血や血小板減少、急性腎不全を主な症状とし、心不全や膵炎などを発症することもあ
    る...

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