社会福祉士養成通信大学のレポート課題です。
科目名「高齢者福祉論」
評価:優(優、良、可、不可のうち)
課題
「高齢社会とは何か」「高齢者とは何か」、そして病や死の時期の「尊厳のあり様」について自らの体験等に基づき、見解を述べよ。
「高齢社会とは何か」「高齢者とは何か」、そして病や死の時期の「尊厳のあり様」について自らの体験等に基づき、見解を述べよ。
(課題)
「高齢社会とは何か」「高齢者とは何か」、そして病や死の時期の「尊厳のあり様」について自らの体験等に基づき、見解を述べよ。
(解答)
高齢者福祉論の講義で、老いについてや高齢者を取り巻く諸問題等を学び、これまであまり関心を持つことがなかった「高齢者」や高齢者を取り巻く環境等について考えるきっかけとなった。ここから、「高齢者とは何か」、「高齢社会とは何か」そして、「病や死の時期の『尊厳のあり様』」について順に述べていきたい。
まず、「高齢者とは何か」といった問いについて考えていきたい。高齢者の定義は時代や社会によって異なり、必ずしも普遍的なものではない。国際連合で1956年に65歳以上を「高齢者」としたのを契機に、現在では多くの国で、高齢者は暦年齢65歳以上と定義されている。日本でも、介護保険の適用、雇用の延長、公的年金の受給開始年齢からすると、高齢者の定義は65歳以上と見るのが一般的だといえるだろう。また、平均寿命の伸長に伴い、65歳以上の高齢者の年齢にも幅が生じてきて、65歳から74歳までの高齢者を前期高齢者、75歳以上の高齢者を後期高齢者と呼んで区別する考え方がある。...