教育相談の理論と方法 1分冊 児童の理解

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資料紹介

玉川大学、通信のレポート。教育相談の理論と方法の1分冊。
児童の理解。【A判定】

課題内容
児童を理解するにあたり、小学生の心理的な発達の特徴をまとめなさい、さらに、心のサインにはどのようなものがあるかをまとめなさい。

2019年度課題。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

エリクソンは心理社会的発達理論において、児童期の発達
課題は「勤勉性の獲得」であるとしている。子どもたちは小
学校に入り、様々な知識や技能を身につけ、仲間との集団関
係を育成する。そのなかで勤勉に取り組み、物事をやり遂げ
ることによって、自分の能力に対する自信や達成する喜びを
得ることができる。つまり「勤勉性の獲得」とは、自己の有
能感や自尊心が得られるということである。だが、この「勤
勉性の獲得」に失敗し、他者から否定的な評価を受けたり、
物事をうまく達成できなかったり、或いは仲間よりも劣って
いると感じると、子どもは「劣等感」を覚えるようになる。
この「劣等感」を持つことは次期の青年期におけるアイデン
ティティの形成を難しくするといわれており、ここでの親や
教師の関わり方は非常に重要である。
まずは子どもの興味・関心を大切にし、子どもが自主的に
取り組める環境を整えてあげることが重要である。「勤勉性」
というのは学業に限ったことではない。スポーツや学級活動、
習い事、家庭での手伝いなども含めて、その子どもが頑張れ
ば達成できそうな課題を設定し、それが達成できたときには
しっかりと...

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