【設題】
テキストの内容を踏まえ、指定された章立てに基づいて、国語科教育の内容と方法について論述しなさい。
【テキスト】
新しい国語科指導法 柴田義松 阿倍昇 鶴田清司 編著
S0610 国語科概論 第1設題
(1)
テキストの内容を踏まえ、指定された章立てに基づいて、国語科教育の
内 容と方 法に ついて 論述し なさい 。
(1 章)「音声 言語」 の指導 のポ イント
音声言語とは、話すことと聞くことである。話すこと・聞くことの指導
の ポイン トは 三つあ る。
一つ目は、朗読・群読で声を届け合うことである。学習者自身が作品を
解釈し、作品にでてくることばを語り手になりきって、どのような声で
読むかを考えさせる。また、朗読・群読によって声を届け合うことで教
室は活性化し、絶好の学びの機会となる。そのため、発声・発音の指導
も 重要で ある 。
二つ目は、コミュニケーションのなかでの聞く力を育てることである。
聞く力を育てるには、対事意識(話されている内容への構え)・対他意識
(話している相手についての構え)・対自意識(聞いている自分への構え)
の 三つの 意識 を持た せるこ とであ る。 また、 聞く態 度や技能の指導もし
な ければ なら ない。
三つ目は、学びの基礎としての話し合いである。話し合いとは、言い合
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