ファイル形式:Word
文字数:1200文字前後
総合評価:B+
評価ポイント
●文章構成が適切である:良い
●課題の趣旨を理解している:優れている
●趣旨が通っている:優れている
採点者からのコメント
「きちんとした理解に基づく整理されたレポートです。内容的にポイントがしっかりとおさえられています。心理療法はフロイトの精神分析療法から始まり、行動療法、クライエント中心療法、そして現在では様々な学派が存在し、共存しているのが現状です。それぞれの学派にはそれぞれ長所・短所が存在し、どんな問題を、どれくらいの期間で治療できるのかについても差異があり、それぞれの特徴を理解することがとても大切です。」
科目名:心理学理論と心理的支援
題:心理療法について
以下に心理療法及び、臨床現場で実際に用いられている心理療法の技術についてまとめ
る。
心理療法の大きな区分として、精神分析、来談者中心療法、認知行動療法、集団心理療
法がある。精神分析療法は、フロイトやユングなどが発展させた深層心理学の視点に基づ
き、無意識下に抑圧された「問題」を分析し、その葛藤を紐解くことで、様々な精神症状
を消失させようとするものである。無意識下を分析する具体的な方法として、「自由連想方
法」や「夢分析」などがある。来談者中心療法は、来談者自身という一人の人間に焦点を
あて、非指示的アプローチを通じて相談者の自己...