この夏休み中、私は4つの博物館に行ってきた。どれもその博物館ならではの工夫があり、あらためて一概に博物館と言っても様々なものがある事を知った。これから順に行った博物館の主な特徴を挙げていきたいと思う。
東京芸術大学大学美術館 ルーブル美術館展
テレビのコマーシャルや電車の広告でも結構宣伝していた、あの美術館である。上野駅に着いてから、ここの美術館に着くまでの距離が結構長いが、途中で迷ったりする人が出ないように、ところどころに道案内の看板が建っていて、とても行きやすいようになっていた。チケットの売買も、コンビニなどであらかじめ買えるようになっていて、しかも行きたい時間別にチケットの種類もわかれていたりするので気軽に買うことができた。このことから、美術館というのは館の中だけを充実させればいいというものではないと分かった。いかに人が入りやすい雰囲気をつくるかも重要であることを再確認させられた。美術館に着くと、大勢の人が並んでいて、あらかじめ時間指定のチケットを買っていてもいなくても、あまり意味がなかった。中に入ると、入場料とは別売りに、500円でマルチメディア音声ガイドシステムというのを貸し...