2017年度にA評価で合格したレポートです。
購入にあたっては以下のことをご了承ください。
①丸写し、コピペ等は避けてください。法令・校則等で処罰の対象となります。
②あくまでAまたはB評価の基準を示すものであり、合格または高評価を保証するものではありません。参考資料として利用してください。
(1)
第 二章「存在 の問題 」第 一節「存在 の意味 」の 内容を 要約せ よ。そして 、
テ キスト の内 容に即 して、 自分の コメン ト・ 批判を 加えよ。
我々の日常の会話に焦点を当ててみると、存在を意味する「在る」と
いう言葉が多くの場面で用いられている。例えば、「本がある」「概念が
ある」といった具合である。様々な「在る」をいろいろに分類して領域
ごとに考察することはできるであろうか。また、「存在としての存在」は
ど のよう にし て成立 してい るので あろう か。
哲学者であるアリ ストテ レスが 「存 在とし ての存 在」の原 理研究 をし
た学問が第一哲学(形而上学)と呼ばれる。存在は付帯的存在、本質的存
在、真としての存在、可能性・完全現実態としての存在に分類される。
付帯的存在は、主語と述語の一般的・偶然的結びつきにおける「在る」
である。本質的存在は主語と述語の必然的結びつきにおける「在る」で
ある。真としての存在は、存在とは真であり、非存在とは偽であること
を意味する。可能性・完全現実態としての存在については、本質的存在
...