こどもの保健Ⅱ 設題1 学校感染症の第2種の対象疾病について

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    設題1学校感染症の第2種の対象疾病について述べてくださ
    い 。
    学校感染症の第2種の対象疾病は、流行する可能性が高い感染
    症で、インフルエンザ、百日咳、麻疹、流行性耳下腺炎、水痘、
    咽頭結膜熱、結核である。咳やくしゃみなどで飛び散った病原体
    を近くにいる人が吸い込んで感染する飛沫感染で広がっていく。
    以下に、これらの対象疾病について述べる。
    ・ イ ン フ ル エ ン ザ
    急に38~39度以上の高熱が出るのが特徴で、かぜとの違いを
    正しく認識することが必要となる。頭痛、関節痛、のどの痛み、
    咳、鼻水などの症状が現れ、熱性痙攣を起こす場合がある。特に
    心配なのは、インフルエンザ脳症で、吐く、ぐったりして反応が
    ない等の病状の急変には注意が必要となる。安静と十分な睡眠を
    とり、体を冷やし、水分補給に気を配ることが大切となる。
    ・ 百 日 咳
    独特の咳の発作が三か月くらい続き、激しくせき込み呼吸困難
    で命にかかわることがある。咳が悪化し立て続けに「コンコン」
    という短い咳が出て咳の最後で深く息を吸い込む時に「ヒューヒ
    ュー」と音を立てる。チアノーゼ、肺炎、...

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