【佛教大学】日本の歴史 第二設題

閲覧数2,110
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学通信過程Q0101「日本の歴史」第二設題のリポートです。
    2018年度にB判定で合格済です。
    リポート作成の参考にしてください。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    初期議会から日清戦後にかけての政党について

    ・はじめに
      明治初期には国民が参政を求める自由民権運動の機運が高まり、それに答える形で明治十四年(一八八一)には国会開設の勅諭が発されることとなる。これにより明治二十三年(一八九〇)に開設された第一回議会から日清戦争にかけての政党と議会のあり方を通じて、その黎明期における日本の政党政治について考察する。

    ・国会開設と初期議会
      明治二十三年(一八九〇)、国会開設に伴い第一回総選挙が行われると板垣退助が起こした自由党の流れをくむ大同倶楽部、再興自由党派、愛国公党の三派が過半数を占め、大隈重信の立憲改進党と合わせて民党と呼ばれる民権運動の主役となった勢力が勝利した。自由党系三派は再び合同し、立憲自由党が組織されることとなる。この選挙結果をもとに第一回議会が開かれると、民党勢力は予算削減と民力休養を主張し、議会は民衆から離れたものであるべきだという超然主義を掲げて軍備増強に走る政府の勢力である吏党と激しく対立することとなる。軍事予算の削減や地租の改正を主張していた立憲自由党であったが、土佐出身者の派閥が買収され、政府予算案の賛成に回るなど...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。