[PE3010]外国史各論1 1単位目 合格レポート

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[PE3010]外国誌各論1 1単位目
 封建制の成立と崩壊について、以下にて論じていく。
 封建制とは周王朝から創始された政治制度であり、周王が一族や功臣、地方の有力な土豪を諸侯として、一定の土地と人民の支配権を与えることによって統治したシステムのことである。諸侯に与えられた地域を「国」といい、諸侯を封じて(土地と人民を与えて)国を建てることが「封侯建国」であり、その略が「封建」である。諸侯は国を支配し、国内の土地を一族や臣下に分与した。周王と諸侯、諸侯とその家臣である卿・大夫は、擬制的な血縁関係にあり、その基盤には血縁的な宗族によって結びついている氏族社会を形成した。
 この封建制は上述した周王朝から確立されたが、唐突に形成されたものではない。周は元来、現在の陝西省及び甘粛省周辺で農耕を中心としていた部族集団である。その後、北方の遊牧民族の南下によって土地の肥沃な周原に遷る。現在確認できる最後の王朝である殷に臣服しながらも勢力拡大によって殷からの攻撃を受ける。周は殷の属国と認めながらも犬戎・密須・黎・完・崇などの周辺諸国を滅ぼし、その勢力を殷王朝に支配された中心地域に及ぼしたことで...

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