ご参考にしていただけたらと思います。
S0837 知 的 障 害教 育 Ⅱ
第 1設題
知的障害児の就労を目的とした指導内容はいかにあるべきか、自立活
動の 6 領域 26 項目 を活用 しなが ら具体 的に述 べよ 。
知的障害は、発達の遅れで、生活が困難になっている状態のことをい
力(意思伝達、自己管理、家庭生活、社会的/対人的技能、地域社会資
源の利用、自律性、発揮される学習能力、仕事、余暇、健康、安全など
のうち2つ以上の能力に障害がある)、発達期(18歳まで)に発症して
い ること が条 件であ る。
学校教育の中で自立活動の目標は、「学校教育活動全体を通して、児童
生徒が障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するた
めに必要とされる知識、技能、態度及び習慣を養い、心身の調和的発達
の 基盤を 培う 」 [文部科 学省 , 2009]。
知的に障害を もって いても 自分 ででき るだけ 生活を し、で きない こと
は援助を受けるスタンスが多い、そのため卒業後は就労するケースが多
く、ほとんどが授産施設などで働く福祉的就労が中心である。働くため
の基礎能力として身に...