【分冊2】文化人類学

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資料紹介

日大通信・文化人類学分冊2・合格レポート:課題「「文化」について諸学説を紹介しながら説明し、「文化人類学」という学問の存在意義・性質・目的を述べろ。なお、論述に際して必要とされる学者・学説・方法論などを適切に引用し、全体像を浮かび上がらせる様にすること。」

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

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文化人類学における文化に対する捉え方に
は、自文化中心主義と文化相対主義という2
つの思想がある。以下ではこの2つの思想に
ついて、具体的な事例とともに述べる。
まず、自文化中心主義とは、自分の属して
いる集団の文化を最も正しいものと考え、そ
の基準によって他の文化を判断する事であり、
特にヨーロッパでは、自分達の文化・文明が
世界の頂点にあり、その他の異なる文化・文
明の民族や国を進化させなければならないと
いう考えを持っていた。この思想は異なる文
化を持つ民族や国への偏見を招く事にもなっ
て い た 。
次に文化相対主義について述べる。まず、
"相対"という言葉は絶対の対語であり、絶
対が普遍的なものであり全人類共通の認識を
持っているという事に対し、相対とは流動的
なものであり、国や民族、人や時代によって
変化するものである。要するに、文化相対主
義とは、文化は普遍的なものではなく、個人
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の価値観や生活する場所などに左右され、変
化するものである為、単純な物差しで優劣を
図...

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