(PE3040)自然地理学 2単位目

閲覧数1,620
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2018年1月に合格したものになります。
    採点者が一癖あるので、合格しにくい単位の一つです。
    ご参考にしていただけると、助かります(^ ^)

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     一つ目の課題として、日本における湖で生じている自然環境と利用の問題について考察し、以下にて論じる。
     湖はその形成要因として、陸水学者ハッチソンは地殻変動、火山活動、氷河活動、その他の四種類に分類した。日本における湖はその中でも火山活動によって形成された火山湖やカルデラ湖と、その他に分類される海岸部で砂嘴や沿岸洲の発達によって外海と隔てられて海跡湖となったものが多く見られる。火山湖やカルデラ湖は平面形状が円形に近い特徴を持つ。湖はすり鉢状でその深度は中央に向かって深くなっている。周辺が急傾斜なため、流入する河川や人家は周りに少ない。それに対し、ラグーンとも呼ばれる海跡湖は帯状の湖岸低地が広がっていることから集落や耕地となっていることが多く、開放的な空間を創り出している。
     湖全体として、深度が深まるに連れて湖棚、湖棚崖、湖底平原が形成されており、沿岸帯には挺水植物、浮葉植物、沈水植物が繁茂し、豊富な生物相を生み出している。海跡湖の湖岸には湖岸段丘、砂浜、湖岸湿地の三段階の地形面が多く見られ、湖岸段丘には集落、水田や畑などが古来から立地した。そうした湖の自然景観と共に元来、人間は湖と接...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。