福祉思想論02

閲覧数2,034
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    東北福祉大学 通信教育の提出レポートです。

    科目「福祉思想論②」

    課題「「第Ⅱ部 日本の社会福祉思想史」の全体の内容を踏まえて、第1章から第6章までのなかからひとつの章を選択し、その内容をまとめ、考察せよ。また、どうしてその章を選択したのか理由を述べ、その章の内容に対する自らの意見を述べよ」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    4
    福祉思想論 2単位め
    (課 題)
    「第Ⅱ部 日本の社会福祉思想史」の全体の内容を踏まえて、第 1 章から第 6 章までのな
    かからひとつの章を選択し、その内容をまとめ、考察せよ。また、どうしてその章を選択
    したのか理由を述べ、その章の内容に対する自らの意見を述べよ。
    (解 答)
    日本における社会福祉思想の発展について,社会福祉が制度として確立されていくのは
    明治時代になってからである。明治時期になると、救済立法の代表として恤救規則が設け
    られた。規則はわずか全5条で構成され、その性格は救貧責任を隣保相扶・村共同体的救
    済に重点をおき、住民同士の人情交流に救済の基本をおいた。また、救貧の対象を独身老
    幼廃疾病などの者で地縁・血縁がなく、かつ労働能力のない窮民に限定した。このように
    恤救規則は、貧困を個人の問題ととらえ、厳しく制限主義の立場をとった。恤救規則はそ
    の後、昭和初期の救護法が設定されるまでの間、約半世紀以上にわたってわが国の救貧制
    度として存続した。
    明治末期から大正初期にかけて感化救済事業が中心となり、国家権力を背景とし、著し
    く精神的強化性を有している。感化...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。