社会病理学04

閲覧数1,632
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    東北福祉大学 通信教育の提出レポートです。

    科目「社会病理学④」

    課題「コントロールの研究法について説明しなさい。」

    タグ

    福祉社会道徳地域犯罪人間組織世界集団影響

    代表キーワード

    福祉病理学社会病理

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    4
    社会病理学 4単位め
    (課題)
    コントロールの研究法について説明しなさい。
    (解答)
    社会的コントロールにおける核心的要素は、対面的集団であれ、国民国家であれ、いか
    なる集団においてもその自己規制力の観念に関わるものである。社会生活におけるコント
    ロールの存在意義として、「構造論」「相互作用論」「行為者論」「社会的世界論」の4
    つがある。構造論では、コントロールは集合意識を守り、社会連帯を確保する機能を担っ
    ているとしている。そのため、構造論の先駆者であるデュルケームは、集合意識を傷つけ
    る犯罪行為に対しては、集合意識は自らの威信を保つために頑固とした態度で犯罪者に刑
    罰を加えなければならないと述べた。また、コントロールが道徳的意味世界を明確にする
    機能を果たすとしている。機能主義的な視点では、社会において必要とされる犯罪や遂行
    されるコントロール量は安定していて、道徳的世界を構築している。構造論はコントロー
    ルの意義をそれが社会の存続に課たす機能の観点から捉えようとするものである。
    相互作用論では、行為者が互いに相手に働きかけて自分の意向に沿う方向に「状況の定
    義」を...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。