【日大通信】歴史学 分冊2

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    資料紹介

    【日大通信】歴史学 分冊2
    日大通信 歴史学リポート分冊2の合格リポートです。
    リポートを書く際の参考・資料等にお使い頂き、内容の丸写しはやめてください。

    課題:通信教育教材『歴史学(第四部〜第八部)』から時代及び地域が共通する1〜2名の人物を選び、彼らの生きたところの時代概観及び地域のあり方を論述しなさい。
    なお、リポートのはじめに、選択した人物名・地域名・時代を明記すること。
    例えば、「アタテュルク・ヌルスィー・ベイートルコ・近代史」、「ベルヒトルト・エーレンタール・カイザーーヨーロッパ・近代史」など。

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    日大通信商学部

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    歴史学商学日大

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ジョン・ウェスレー牧師−イギリス・近代史

     ジョン・ウェスレー牧師は、近代化が進む18世紀のイギリスにおいて、キリスト教のプロテスタントの一派であるメソジスト派を形成し、一大宗教運動を展開していった人である。彼は1703年に誕生し、裕福な家庭で幼少期から高度な教育を受けて育った。1720年にはオックスフォード大学の名門クライストチャーチ・カレッジに進学、卒業後に国教会聖職者としての第一歩を踏み出し、オックスフォード大学教師という高い社会的地位を得た。

     メソジスト派が発展していった背景には、ウェスレー自身の信仰的な「気づき」がある。アメリカ植民地ジョージアの行政責任者ジェームズ・オグレソープの依頼によりアメリカ大陸に活動の場を移すことになるが、そこに向かう船の上で、彼はアメリカに移住するドイツ・モラヴィア派の説教師の一行と関わる。モラヴィア派の人々は、教会の権威を重視するローマ・カトリック教会とは異なり、聖書の権威を重んじ、そして善業などの行いによってではなく信仰によってのみ人は救われるという立場をとっていた。他方、ウェスレーは、英国教会の中でもカトリック的要素を高く評価する高教会...

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