<交通論分冊1>日大通信2016/15年度

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    課題:2013 年の訪日観光客(INBOUND)が 1000 万人を突破したが、観光庁は東京オリンピックが開催する
    2020 年は 2013 年の約 2 倍の 2000 万人を予測している。訪日観光客数が増加することによるプラス効果とマイ
    ナス効果について具体的な事例を紹介し、論じなさい。
    海外からの旅客が最近、目覚ましく急増している。国土交通省は、2016 年の訪日外国人観光客数が、同年 10 月
    30 日の時点で、初の 2000 万人の大台を突破したと報じた。2013 年には初の 1000 万人を突破、2014 年は約
    1341 万人、昨年 2015 年は約 1974 万人と順調に増加、2016 年は目標を当初 2000 万人と設定していたが、11 月
    を待たずして目標を突破する結果となった。政府は 2016 年 3 月に年間目標の変更を既に発表、東京五輪開催の
    2020 年に 4000 万人、2030 年に 6000 万人へ引き上げ、観光先進国の実現を、国家の成長戦略の要の一つとして
    目指している。
    政府は 2003 年に「ビジット・ジャパン事業(訪日旅行促進事業)」と銘打ち...

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