<商業政策分冊1>日大通信2018/17年度

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    食品ロス

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    商業政策商業日大

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    課題:食品ロスとは何か。またその発生形態・発生要因を説明し、その課題や問題点に言及しながらロスや破棄物を減ら
    す試みについて考察しなさい。
    政府広報によれば、食べられるのに廃棄される食品ロスは年間、全国で約 632 万トン、これは世界全体の食糧援助量のお
    よそ2倍となっている。我が国はかつて、2001 年5月1日には、食品リサイクル法が施行、事業者に排出抑制、リサイクル
    が義務付けられ、循環型社会を継続して推進中だが、廃棄物・リサイクル問題に関してはまだまだ克服せねばならない課題
    は依然多い。実際には家庭においても食品ロス全体の約半数にあたる年間約 302 万トンが発生しており、国民の関心がどの
    程度高まっているかどうか検証する必要がありそうだ。
    まず、食品ロスの定義とは、各国での食文化、商慣習が異なるが、共通点では可食食料のロスを意味している。それは、
    加工段階、流通段階、消費段階に至り、様々な形態で大まかに3つに区別して捉えられる。一つは加工段階での直接的な食
    材・原材料品の未使用廃棄、製造商品の売れ残り・返品の廃棄、一つは流通段階での減耗・販売期限切れの廃棄、もう一つ
    は消費...

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