日本大学 通信教育 『読書と豊かな人間性』 H29-30

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    資料紹介

    私の育児の実体験を元に読書についてまとめております。子どもの心の成長の観点ではよく書けているので、ご参考になさってください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    私には6歳の息子がいる。息子には0歳で腰がすわったときから、私の膝に乗せて絵本
    を読み聞かせていた。最初は『あかあかくろくろ』のような色と発音の繰り返しの絵本、
    その後は『ぐるんぱのようちえん』、『ぴかくんめをまわす』など息子が興味を持ちそうな
    色々な絵本を読み聞かせのせいか、温和で動物と信号が好きな優しい子どもに育っている
    と感じている。以下に私の実例を踏まえて『読書と豊かな人間性』を論じる。
    1 読書による「豊かな人間性」の育成
    人間性は実経験に影響されると考える。命の大事さを教えるのであれば、家庭で動物を
    飼い、死の厳しさを体験させ、自然の大切さを教えるのであれば、自然の多い環境でのキ
    ャンプを体験させる。また、綺麗な言葉づかいは、親自身が綺麗な言葉づかいをする必要
    がある。ただ、全ての家庭でこのような実体験をするのは難しいため、それを補い、実際
    の経験と同じ体験ができるのが読書である。
    ・セルフ・エスティーム(自尊感情)
    自尊感情が高いと、「敬意」「心の温かさ」「善意」を持って人と接することができ、「自
    分も好きになる」ことができ、その結果、自分を好きな子どもは人にも優...

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