聖徳 心理学史 第4課題 合格レポート 評価S

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資料紹介

合格レポート評価:S

文末に参考文献を記載してあります。

設題:

心理学は「知能」をどのように扱ってきたか。それを測定する方法と問題点も含め、述べよ。(1600字)

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

第4課題 第1設題
 心理学史において、「知能を測定する方法」は非常に重要な研究領域であると考えられる。本レポートでは、心理学は「知能」をどのように扱ってきたか、それを測定する方法と問題点も含め、述べることを目的とする。

 人の個人差に対する客観的な測定の方法は、ドイツのガルらによる骨相学や、人相学がそのはじまりだとされている。頭蓋骨の形の個人差が、脳の発達部位の個人差を表し、その個人の心的能力の特徴を示すと主張したのである。そして、イギリスのゴルトン(Francis Galton)は、その「個人差」に興味をもち、それを数量的に表わして法則を導こうとした。ゴルトンは自身の研究の結果、「優生学」という言葉の概念や、「相関」の概念の明確化を成すこととなり、心理学の発展、特に「個人差研究」において、多大な影響を与えたと考えられるのである。

 その後、一般的な観点での「頭の良さ」を心理学的に測定しようとする試みは、「ブローカの領域」で知られるブローカ(P.P. Broca)や、「mental test」という語を作ったキャテル(J.M. Cattell)など、多くの心理学者が取り組んだこと...

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