レポートを作成する際には、図書館で最新・最適の参考文献・資料を探しました。
また、公官庁のデータも、レポート作成時点において、最新のデータを用いています。
さらに、誤字や脱字、文章構成についても細心の注意を払い、そうした形式面でのミスは
最小限度に抑えています!
レポートで何を書いていいのか分からない方や、
なかなかレポート作成のための時間を作れない社会人の方、
私の資料が、社会福祉士を含む福祉専門職を目指す、
通信教育学生(特に社会人!)の方の勉学の一助になれば幸いです!
「各発達段階の特徴について述べよ。」
1.はじめに
一般的に我々は母胎から出生し成長し死を迎える。アメリカの心理学者であったE.エリクソンは、この人間の一生の過程を「ライフサイクル」と呼んだ。つまり、人はこのサイクルの中で身体的・心理的に発達しながら、老いて死を迎えるわけであるが、そもそも「発達」とは、どのような段階を経ていくのであろうか。この点、「発達心理学」という分野において様々な説明がされている。例えば、スイスの心理学者であったピアジェは、子どもの認識能力の発達を研究し、その発達段階を4段階に分類し、オーストリアの精神医学者であったフロイトは、性的衝動を意味する「リビドー」概念を通じて発達を5段階に分類している。更にアメリカの教育心理学者であったハヴィガーストは、発達を身体的成熟等を含む3つの視点から6段階に分類している。
以上の如く、人間の発達は多くの論者により考察されているが、以下では先述のエリクソンが提唱した「心理社会的発達段階論」を基礎に、人間の各発達段階における身体的・心理的特徴について概説し、各段階において直面し克服すべき発達課題と、その対処法について言及して...