【評価S】幼児教育学特論課題1PDF

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資料紹介

【評価S】聖徳大学大学院、幼児教育学特論の第一課題「幼児期の教育は幼児期の特性をふまえ「環境を通して行うものである」ことを基本とするが、特性を具体的に挙げ、それはどういうことか述べなさい。」約2400文字。
幼児、保育を学ばれる方は必ず聞かれる「環境を通して行う」とはどういうことか、わかりやすく説明できているのではないでしょうか。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )



幼児はこの時期特有の、大人とは異なる認知・思考特性を持っている。例えば、大人は自

分の主張を伝える方法として言葉を使うのは当たり前であるが、やっと単語を言うことがで

きるようになってきたばかりの、語彙数の少ない年少児などは自分の主張を言葉に置き換え

ることができず、それを泣いたりわめいたりして、感情とからだで伝えようとするのであ

る。また、この時期の子どもは自己中心性から脱しておらず、相手の考えていることや見て

いる視点が自分と異なっているということを理解していない。つまり、心身の諸機能が未分

化の状態なのである。幼児期にあたる3歳〜5歳は、心理学者ピアジェの発達段階によると、

前操作期にあたる。この時期は他にもアニミズムという万物に命、こころがあると考える思

考性を持っていたり、象徴機能の発達により、あるものを別のものに見立てる(例えば、葉

っぱをお皿に見立てる)ことが徐々にできるようになっていく。この段階での思考は具体

的・直接的であるものに限られ、抽象的な概念や、「今、ここ」ではない事柄の理解は困難

である。このように、幼児は大人とは異なった特性をも...

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