【評価S】幼児教育学特論課題1PDF

閲覧数2,012
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【評価S】聖徳大学大学院、幼児教育学特論の第一課題「幼児期の教育は幼児期の特性をふまえ「環境を通して行うものである」ことを基本とするが、特性を具体的に挙げ、それはどういうことか述べなさい。」約2400文字。
    幼児、保育を学ばれる方は必ず聞かれる「環境を通して行う」とはどういうことか、わかりやすく説明できているのではないでしょうか。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )



    幼児はこの時期特有の、大人とは異なる認知・思考特性を持っている。例えば、大人は自

    分の主張を伝える方法として言葉を使うのは当たり前であるが、やっと単語を言うことがで

    きるようになってきたばかりの、語彙数の少ない年少児などは自分の主張を言葉に置き換え

    ることができず、それを泣いたりわめいたりして、感情とからだで伝えようとするのであ

    る。また、この時期の子どもは自己中心性から脱しておらず、相手の考えていることや見て

    いる視点が自分と異なっているということを理解していない。つまり、心身の諸機能が未分

    化の状態なのである。幼児期にあたる3歳〜5歳は、心理学者ピアジェの発達段階によると、

    前操作期にあたる。この時期は他にもアニミズムという万物に命、こころがあると考える思

    考性を持っていたり、象徴機能の発達により、あるものを別のものに見立てる(例えば、葉

    っぱをお皿に見立てる)ことが徐々にできるようになっていく。この段階での思考は具体

    的・直接的であるものに限られ、抽象的な概念や、「今、ここ」ではない事柄の理解は困難

    である。このように、幼児は大人とは異なった特性をも...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。