私の務める施設には社会福祉士が一人いる。彼女はデイサービス部門の主任で管理者を務めており、その業務は多岐に渡る。私が社会福祉士に興味を持ち、取得を目指しているのも彼女の持つ不思議な雰囲気を会得したいと思ったからだ。彼女と話しをしていると不思議とみんなおしゃべりになる。また、話す言葉はこころに深く残る。それは利用者様も同様に感じているようだ。二年ほど前にデイサービスにある新規の利用者様が来られた。その方は介護士や看護師、さらにはデイサービスそのものに対して拒絶を示していた。過去にいろんなデイサービスを利用されていてその中でデイサービや介護に対する不信感が芽生え、強く心を支配されているように感じた...