W0501 社会保障論 第2設題

閲覧数4,314
ダウンロード数27
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    w0501 社会保障論 リポート第1設題

    評価A

    所見欄にて、設題の理解・テキストの理解について高評価を頂きました。

    テキスト以外にも参考文献を掲載していますので、リポート作成時の参考にして下さい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「皆年金体制について解説し、その空洞化についてその原因を含めて考察し、公的年金制度改革の方向について、あなたの考えを述べなさい。」
    はじめに
     2017年8月1日の改正により、年金の受給資格期間が25年から10年に短縮され、厚生労働省の試算結果によると、新たに約64万人(障害・遺族年金受給者を含めると約73.5万人)が老齢年金の受給資格を得ることができる。現在、無年金である高齢者に対しても、改正後の受給資格期間を満たす場合には、経過措置として施行日以降、納付済期間等に応じた年金が支給される。この改正により、問題となっている無年金者を減らすことはできる。しかし、対象外となる無年金者や低年金者、滞納者をなくすことはできず、現体制では皆年金の達成は困難である。
     このリポートでは、公的年金制度の役割を踏まえて皆年金体制について説明し、その空洞化と原因について考察する。その上で、現行の財政方式である社会保険方式から公費負担による方式を目指した改革が必要であることを述べる。
    1.日本の公的年金制度
    (1)公的年金制度の基本的機能・役割
     公的年金制度は、老齢、障害、一家の働き手の死亡による稼得能...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。