Z1109 生徒指導・進路指導の研究のレポートです。
A評価で合格を頂きました。
章ごとに区別し、分かりやすくまとめられていると思います。
レポート作成につまづいた際の構成や論述の参考にしていただけたら幸いです。
(丸写しは剽窃となり、処分の対象となりますので、ご注意ください。)
参考文献 2002年 ミネルヴァ書房 教職問題研究会 編 『これからの教師と学校のための教科外教育の理論と実践Q&A』
佛教大学通信、Z1109、生徒指導・進路指導の研究、第1設題
中学・高校における生徒指導の原理および意義は何か、またその際に留意しなければならないことは何か、生徒指導の具体的な例を示しながら説明せよ。
序章
「教科外教育とは」
まず教育についての大きな目的とは、簡単に言えば、「知的文化遺産を教え伝えること」と、「人格を作り上げること」であると言われている。
要するに教育とは、教科指導等で知識の習得を目指すだけではなく、教科以外の教育も重要視されているのである。その教科以外の教育が「教科外教育」と言われている。今日の学校教育においては、教科指導に力を入れていけば良いとする学校はむしろ少なく、教科以外の教育に時間をかけざるをえないという学校が増加している傾向にある。そのため、このリポートでは、その教科外学習の中で「生徒指導」の原理や意義、その留意点などに焦点を当てて論じていくとする。
第1章
「生徒指導の原理」
1965年に文科省はこれまで様々に解釈されてきた生徒指導の概念を統一するため、『生徒指導の手びき』を発刊した。その原理は主に4つ存在し、これらを中学・高等学校における「体育大会」に関連した様々な起こりうる事象を例として述べていくことにする...