中央大学 通信教育部 2018年 刑事政策 第4課題

閲覧数3,404
ダウンロード数17
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    中央大学通信教育2018年度
    評価はBになります。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第4課題

    1,我が国における再犯の現状

    日本政府は従前より,「犯罪に強い社会の実現のための行動計画2008 」, 「再犯防

    止に向けた総合対策」を策定し,再犯の防止に努めてきた。このように再犯の防止が推進

    されてきた背景には,再犯者による犯罪件数が高止まりの状態にあり,社会に多大な脅

    威・被害を与えていることにある。平成28年度時点で,検挙人員に占める再犯者の割合

    を示す再犯者率は5割近くに達し,入所受刑者人員に占める再入者の割合を示す再入者率

    も6割近くにまで達しており,再犯者による犯罪件数が非常に多いことが分かる。このこ

    とから,安心・安全な社会の実現のためには,再犯防止のための対策が不可欠であること

    がわかる。そこで,再犯防止の更なる推進のため,平成28年に再犯の防止等の推進に関

    する法律(再犯防止推進法)が成立し,同法の下,再犯の防止等に関する施策の推進に関

    する計画(再犯防止推進計画)が閣議決定された。

    2,再犯防止推進法の概要

    同法は,国民の理解と協力を得つつ,犯罪者の社会復帰を促進することによる再犯の防

    止が犯罪対策において重要である...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。