「演習A」のスクーリングを受講しての自身の振り返りを行いながら、社会福祉士として求められるものをまとめた内容
「演習A」のスクーリングを受講しての自身の振り返りを行いながら、社会福祉士として求められるものをまとめなさい。
社会福祉士を目指し大学に入学したころは、社会福祉士とは困っているクライエントの相談にのり、クライエント自身の問題を解決する仕事であるとイメージしていた。
しかし、さまざまな社会福祉の科目を勉強するうちに、最初のイメージしていた社会福祉士と異なっていると感じるようになってきた。今までの自分のイメージからすれば社会福祉士は、ソーシャルワーカーではなくアンサーなのであった。つまり、クライエントの問題に対して、解答することが社会福祉士なのだと思っていたのである。例えば、一人息子さんからの相談で、離れて暮らしている母が認知症になっているようであり、お金の計算ができない、また、ごみなどが捨てられないで溜まってきている。一緒に住むことは経済的に難しく、どうすればよいかと相談されたとする。当初のイメージの社会福祉士ならば、「施設にお預けになった方が宜しいですね」などと回答してしまいかねないのである。実際のソーシャルワークとなれば、この母親に面接してみての症状や生活環境、介護度などを調査、息...