S0106 教育社会学 第2設題  最新

閲覧数3,529
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    S0106 教育社会学 第2設題のA判定レポートです。
    新しいテキストの要点をまとめ、自分の意見や考察を取り入れて書きました。
    参考にしていただけたら幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    学力低下とは何かを明らかにし、社会階層のような社会不平等と学力がどのようなかかわりを持つのかについて述べなさい。
    学力低下とは、学生、特に大学生の学力が低下している教育問題のことである。学力が低下する要因の一つが、大学の大衆化である。教育機会がより広く開かれ、大学の本来あるべき姿が学校化し、それまで大学に入れなかった人たちが大学に入ることができるようになり、学力低下が引き起こされたということだ。今日言われている学力低下は、新しい世代の学力が前の世代の学力に及ばないという、縮小再生産の過程が始まったのではないかという疑念がある。この疑念の根本にあるのは、「学ぶ」「勉強する」ということに対する価値づけの低下である。これは学生に学習する習慣が身についていないことを意味する。この現象は学習意欲に対しての差がある事から、インセンティブ・ディバイド(意欲格差社会)という。
    学習意欲の低下の背景には、義務教育課程における学習内容の大幅な削減があるとする議論がある。しかし、学習内容削減以前にも深刻な学力低下の兆候が見られるとする論文もある。学習することへの意欲の差は勉強時間の差となって現れるととら...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。