玉川大学 通信教育部「体育科指導法」第1分冊 評価B

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    資料紹介

    〈課題〉
    体育科の役割

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    科目コード08810「体育科の役割」 第1分冊

     近年の子供達は、生活の夜型化、慣性の睡眠不足、食習慣の乱れなどが問題として取り上げられている。生活の夜型化によって起床時間が遅くなり、朝食抜きに繋がる。この問題は子供達だけでなく、大人にも言える事である。あくびをしている大人が増えている光景をよく目にするが、大人の生活リズムの乱れが子供たちの生活習慣へと結びつき、上記のような問題が生じてしまうのである。これらの問題は子供の発育や発達に大きく関わる。そこで発育発達という言葉があるのだが、これは「発育」(身長や体重に代表される身体の形態に関する変化)と「発達」(運動機能や体力など身体の機能に関する変化)を合わせたもので、教育、特に保健体育に関する分野での定義といわれ、臨床医学や生物学の分野では異なる定義が存在している。

     教科書の図を見ると現代の子供達の男女差では身長が9歳ごろまで、体重が10歳ごろまで若干であるが男子の数値が上回っている事がわかる。その後12歳ごろまで女子の方が高い値を示し、その差のピークは11歳ごろである。小学校高学年の段階では、女子の体格が男子を上回る事が多いようだ...

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