看護研究過程の概観・データ収集について

閲覧数4,023
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    看護研究過程の概観
     研究は組織だった科学的な方法を用いて、系統的に、順序を踏んで行われる。

    しかし、研究の目的や方法によって、その順序や経過も異なる。

    研究の過程をどのように区分するかについては諸説があるが、ここでは大きく6段階に区分する。
    第1段階 研究課題の選択

    第2段階 研究課題と概念枠組みの明確化

    第3段階 研究方法の選定

    第4段階 研究データの収集

    第5段階 研究データの分析

    第6段階 結果とその解釈および研究の発表
    研究によってはこういう段階を順序を追って進めるとは限らない。

    特に演繹的な研究ではこの段階を踏むことが多いが、機能的な研究では第2段階の概念枠組みをもたないことが多い。


    第1段階:研究課題の選択

    1.研究課題の見つけ方

    研究課題は、人から与えられることもあるが、多くの場合は自分で探してこなければならない。看護の領域にはまだまだ分からないことが多く、少し気を付けていれば、いろいろなところから研究課題が見つかる。
    a.臨床の場における課題発見

    臨床の場は研究課題を発見するのに一番適した場所である。普段行っているケアがうまくいかなかった...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。