2016年合格ずみのレポートです。参考にしてください。
テキストの第1章「古英語・中英語の文学」、第3章「演劇が起こる」、第4章「シェイクスピア」、第6章「王政回復期」をまとめなさい。
第1章「古英語・中英語の文学
5世紀頃、ゲルマン民族の大移動によってガリアやブリタニア地方に駐屯していたローマ軍は本国へ撤収した。これにより、ブリタニアのアングロ・サクソン系諸族は彼らの言語を定着し、文学を生む。その言語が古英語(Old English)である。この時期にはすでに宗教文学が始まっていたが、より文学らしい文学は民族のアイデンティティを継承する英雄叙事詩(heroic epic)であった。代表的なものにBeowulfである。伝承の過程である部分は忘れ去られ、ある部分は付け加えられたりした。暗く重いアングロ・サクソン語の秘儀気は頭韻(alliteration)によって強められ、各行は強音節(Stressed syllable)を適宜繰り返すことによって古英語特有のリズムを形作っている。
1060年代新たな王朝の成立とともに言語も変化を迎える。ノルマン人の軍隊が北フランスから侵入し、ノルマン系フランス語がアングロ・サクソン語にとって変わったのであ...