比較児童教育学特論 第二課題pdf

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    資料紹介

    聖徳大学大学院、通信課程、比較児童教育学特論の第二課題です。課題番号4「二つの国の教員養成の実態を比較してください」約1500字。【評価A】【講評:冒頭のフィンランドが学力が高い要因について、飛躍がある。参考文献の書き方を、教育学・保育学の書き方にしなさい。】

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    学力世界一と言われるフィンランドと、我が国日本の教員養成について比較していく。

    フィンランドは近年国際学力調査(PISA)で読解力、数学、科学の全分野でトップクラスの

    成績を維持しており、その教育方法が注目されている。学力が高い要因として、学力テスト

    がない、成績評価がない、教師は指導ではなく支援の立場をとっているなど、様々な特徴が

    取り上げられており、これまで先進諸国が歩んできたテスト・競争による学力向上とは真逆

    と言ってもいいような方針がとられている。

    では、このような教育を行うための教員養成について、大学での教員養成と、教育実習の

    2点について日本と比較していきたい。

    まず大学での教員養成であるが、フィンランドでは教員になるためには修士学を取得する

    ことが必須となっている。具体的には、学部3年、大学院2年の計5年を最低でも必要とし、

    卒業のための単位数は5年で300単位となっている。フィンランドは1単位が26時間とされて

    いるので、学習時間は7800時間となる。一方日本では二種免許であれば短大でも教員免許が

    取得可能であり、小学校二種免...

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