Q0708 宗教学 科目最終試験 6題セット

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    資料紹介

    Q0807宗教学の科目最終試験6題セットです。
    2017年に80点で合格しました。教科書・レポートに基づいて覚えやすく作成しています。

    科目最終試験の作成においては「段落をはっきりさせて分かりやすくまとめること」、「教科書に基づいて書くこと」、「最低でも800文字以上でまとめて解答用紙の7~8割は埋まるようにすること」を意識していました。

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    ➀宗教教団の近代化を説明せよ
    宗教集団は仏教のサンガ、キリスト教の教会、イスラームのウンマなどのことである。それは宗教的共同体すなわち歴史上に出現した宗教の現実的・具体的な形態のことであって、いわば宗教の肉体化・社会化のことである。そして、宗教は無制約的・究極的な独自の次元に関わる文化であるから、経済や政治のような様々な宗教以外の諸文化とは区別され、これらの文化は宗教の観点から見るならば、次元の低い二義的なものである。そのため、宗教を具現化するための集団としての教団は、政治団体その他の宗教から見れば全段階的な次元に関する目的を持つ諸集団とは区別された、独自の目的と意味と機能をもつ集団である。

     なお、近代化とは合理化と民主化のことである。前者は科学的合理主義や実証主義による社会的機能の専門家、官僚化、適応能力の発揮、生産性の向上等の意味を含んでおり、産業社会に道を開く作用のことである。後者は宗教の本質やそのあるべき機能を曖昧にし、それを抑圧するような仕組みや体制を除去して、信心そのものの意味を鮮明にしようとする。また、民主化は人間尊重、人権の尊重、個性の表現、自立性の尊重、上からの権...

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