自然地理学 第1・2設題セット

閲覧数2,238
ダウンロード数18
履歴確認

    • ページ数 : 14ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    2017年度履修。
    第1設題、第2設題のセットになっています。
    いずれもB評価をいただき、科目最終試験は90点をいただいています。
    あくまでも、リポート執筆時の参考としてお役立ていただけましたら幸いです。

    第1設題
    わが国の地形の特色と形成過程を概観せよ。次にひとつの県(都道府)を選び、そこに分布する地形の特色を詳述せよ。

    第2設題
    わが国で自然災害が発生した地域をひとつ選び、過去の自然災害と被害について述べ、その発生原因とその対策を地図を示して考察せよ。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    わが国の地形の特色と形成過程を概観せよ。次にひとつの県(都道府)を選び、そこに分布する地形の特色を詳述せよ。
    1. わが国の地形の特色と形成過程

    本章では、日本の地形の特色を概観し、その形成過程を説明する。

    日本は、ユーラシア大陸のさらに東側、おおよそ東経120度から150度、北緯20度から45度の間に位置し、国土面積としては約38万平方キロメートルの広さを持つ。日本の国土は、北海道、本州、四国、九州の4島を中心に、千島列島(南千島)、伊豆・小笠原諸島、南西諸島などに属する島々、あるいは、それらの周辺の島々など、大小4千余りの島々から成っている。その国土の6割ほどは、山地によって占められており、太平洋造山帯の一部を構成している。さらに細かく見ると、日本の山地はいくつかの山塊に分かれている。飛驒山脈、紀伊山地などとよばれる山地はそれにあたり、平地と明瞭に区別される。わが国の国土を俯瞰すると、平地・盆地と山地とがモザイク構造を形づくっていることが見て取れる。

    大断層によって境がつくられた山地や盆地を、地塊山地や地塊盆地と呼び、日本の主な山地や盆地が該当する。アルプスやヒマラヤ、日本で...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。